旅に出たいと思う瞬間は人によってさまざまですが、
”本を読んで”
というのも、そのきっかけの1つだと思います。
そこで、
この記事では、わたしが読むと旅に出たくなるおすすめの本をご紹介します。
著者が旅を通して”人生観”を語っている本が多いです。
どれもおすすめの本なので、ぜひ読んでみてください。
\ こんなひとり旅の記事も書いています/
モノを捨てよ世界へ出よう/高城剛
【中古】【古本】モノを捨てよ世界へ出よう/高城剛/著【文庫 宝島社】
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「ノマド」や「アドレスホッパー」の牽引者でもある高城剛さんの著書。
ただ「外に出て楽しもう!」というものではなく、世界が今後どうなるかをこれまでの歴史や社会情勢などをもとに的確に伝え、海外に出るべき理由を説いていく本です。
これからの人の価値観がどうなっていくかを予想する書き口にとにかく引き込まれます。
仕事に忙殺されて視野が狭くなっていた頃に読み、旅をすることはもはや自分のライフスタイルをつくることであり、人生をつくることだとう主張にとにかく価値観を揺さぶられました。
かれこれ9年前の本で、いまはもう中古でしか出回っていないようです。入手しにくいかもしれませんが、世界に出るのを躊躇っているという方にはすぐに手に取って読んで欲しい1冊です。
WORLD JOURNEY/高橋歩
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初版は2005年。もう何度読んだ(眺めた)かわからないほど好きな旅の1冊です。
「世界一周に興味がある人でこの本と著者を知らない人はいないでしょう」というくらい有名な本で、これを読んで世界一周をすることを決めたという人も多いはず(わたしももれなくその1人。自分が世界一周するときはこの本を参考にします)。
各地の写真もふんだんに収められていて、ただ眺めているだけでも楽しく・わくわくさせられます。
著者とその妻:さやかちゃんの体験だけでなく、実際に世界一周をした人たちの旅の日数・ルート・予算・持ち物・最高の体験・ノウハウが詰まっているのも面白いところ。
著者とさやかちゃんの会話の楽しそうな雰囲気や新婚の二人のハッピー感も伝わってくるので、とにかくするするっと楽しんであっという間に読めてしまいます。
世界って具体的にどう素敵なのよ?なんて思っている方もぜひ読んでみてください。
深夜特急/沢木 耕太郎
【中古】深夜特急 <全6巻セット> / 沢木耕太郎(書籍セット)
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あまりにも有名な元祖バックパッカーのバイブルとも言える1冊だと思います。わたしも全6冊を学生時代に夢中で読みました。
旅の自由さとワクワクした気持ちを主人公の目線で感じることができる名作で、個人的にはインド編が強烈でした。
高校生や大学生などの若い方に読んでほしい本です。
TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと/本田直之
TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切 [ 本田直之 ]
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本田直之さんの本はもう何冊も読んでいるのですが、その中でも特に好きな1冊。「もうすこし年を重ねたらわたしもこんな本を書きたい!」と思わされる本です。
旅から学んだ35の大切なことが、本田さんのこれまで歩いてきた道のりとともに語られています。
世界にも拠点を持ちたい、世界を渡り歩きながら生活したいと思う方にとっては、本田さんがそれぞれの旅での経験をもとに人生の選択をしてきた様子は響くものがあるはずです。
この本の冒頭では「旅が仕事や人生のターニングポイント、ひいては自分という人間をつくった」ということが書かれていますが、まさに旅は人生そのものだと感じさせられました。人生観を考えさせる本でもありますね。
同じく本の冒頭で引用されている古代キリスト教の神学者・哲学者であるアウグスティヌスの言葉には、旅をしていないことが損だと感じるくらいの強烈な衝撃も受けました。
頻繁に旅に出る人を見て「どうしてそんなに旅に出るの?」なんて感じている方はぜひ読んでみてください。
本田さんの本では好きな場所で自由に働くためにやっておくべきことが書かれているノマドライフ もおすすめです。
世界を旅したくなるオススメの本4冊をご紹介しました。LCCの普及などで海外に出るハードルはどんどん低くなっています。旅の良さを十分に感じるためにも、旅に出る前にご紹介した本を読んで、素敵な旅を楽しんできてくださいね!