今回の記事で調べたこと
- 多拠点生活をする私が住民票・郵便物をどうしているのか
- まわりの移動生活者が住民票・郵便物をどうしてるのか
- 移動しながら暮らすアドレスホッパー
- 複数拠点で暮らす多拠点生活者
最近はそんなライフスタイルを送る人がが増えていますよね。
いくつか拠点があったり、移動しながら生活をする場合、住民票を置く場所・郵便物の受け取りはどうしたらいいのでしょうか?
わたしはお仕事などで全国を移動していて、いくつか拠点があるのですが、この生活が始まる前は住民票や郵便物をどうするかとても悩みました。
目次
住民票を置くことが大切な理由
まずは、住民票を置くことが大切な理由の確認から。
日本で暮らすにはどこかの自治体に住民票を置く必要があります。
住民票のある自治体で、
- 住民税や保険料の支払い
- 確定申告
- 選挙の投票
という重要な手続きをする必要があるからです。
免許証やパスポートといった身分証明証にも住所が必要です。住民票をきちんと登録しておくことはとても大切なことなのです。
住民票をどこに置いているの?
さて、ここからが本題です。
わたしのまわりのアドレスホッパーや多拠点生活者に、住民票をどこに置いているのか話を聞いてみました。
一口に”移動生活をしている”と言っても、拠点の持ち方は人それぞれです。
今回は次の3つのケースに分けてまとめてみました。
今回調べた3つのパターン
- 自宅とホテル・シェアハウス・住み放題サービスなどを併用している場合
- 自宅が複数箇所ある場合
- 自宅らしい自宅がない場合
『自宅』は持ち家のことだけでなく、自分(家族)の名前で契約している賃貸のマンション・戸建・アパートを含みます。
シェアハウスも賃貸借契約になると思いますが、こちらは自宅とは表現せず「シェアハウス」と表現しました。
①自宅とホテル・シェアハウス・住み放題サービスなどを併用している場合
この場合は、ほぼみなさん自宅に住民票を置いていました。
自宅以外の拠点で過ごす時間が長くても、「住民票は自宅に置く」が基本のようです。
ホテルやシェアハウス・住み放題サービスの拠点に置いている方は、わたしの周りでは少数派でした。
②自宅が複数箇所ある場合
自宅と呼べる場所が複数ある場合、過ごす時間が多い自宅を管轄する自治体に住民票を置いている方が多かったです。
どこの自治体に住民票を置くかで迷ったという方はおらず、みなさん即決で長く時間を過ごす自治体に決めていました。
③自宅らしい自宅がない場合
シェアハウス、定額の住み放題サービス、ホテルなどのサービスを利用していて、自宅らしい自宅がないケースです。
この場合も、それぞれの中で滞在時間が1番多いところに住民票を置いている方が多かったです。
この生活が始める少し前に賃貸マンションを解約し、シェアハウスをメインの拠点にしました。
仕事などで地方に滞在する時は、ホテルやゲストハウス、定額住み放題サービスを利用しています。
住民票は1番滞在時間が長いシェアハウスの住所に置き、郵便物もそこで受け取っています。
他には、実家に住民票を置いている方もいるようです。
住民票を置けるホテルがある?という話も聞いたことがありますが、私調べでは発見できませんでした。
多拠点生活のメイン拠点を外泊した分家賃が安くなる『unito』に決めました!
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多拠点居住者が住民票を置いている場所まとめ
今回の記事では3つのケースをご紹介しました。
住民票を置ける定額住み放題サービスもあるので、このようなサービスを使うのも手だと思います。
メジャーな4つの定額住み放題サービスについては、こちらの記事を参考にしてください。
定額住み放題4選・拠点エリアと料金を比較してみた【ADDress・HafH・Hostel Life・XROSS HOUSE】
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レンタルオフィスやバーチャルオフィスに住民票は置ける?
「レンタルオフィスに置いたらいいんじゃない?」という声があるのですが、私が調べた限りでは、レンタルオフィスやバーチャルオフィスに住民票は置けないようです。
レンタルオフィスやバーチャルオフィスのサイトを覗いてみると、
事業所として使用するもののため、生活の拠点を証明する住民票の住所として使用することはできません
と明記されているところばかりでした。
レンタルオフィスの本来の目的と異なる使い方になるので、住民票を置くことはできないということのようです。
アドレスホッパーの郵便物・宅配便事情
郵便物の受け取りで私書箱は使えるの?
「私書箱は使えないのかな?」
と思って郵便局のサイトを調べてみました。
私書箱を使えるのは次の条件に合う方です。
- おおむね毎日、郵便物等の配達を受ける方
- 私書箱を六カ月以上使用する
- 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方
私の場合は、毎日は郵便物は受け取らないだろうし、全国移動をしていると遅延なく受け取れるかも怪しかったので、利用するのは諦めました。
他にも条件があるので、詳しくは郵便局のサイトを確認してください。
宅配便が受け取れる場所
最近は自宅以外で宅配便を受け取ることができる場所が増えてきました。
例えば、次のような場所です。
- コンビニ
- 郵便局や宅配業者の営業所
すぐ手元に欲しい場合には、その時滞在している場所のコンビニや郵便局などで受け取ることもできるのは便利ですよね。
他にもヤマト運輸の場合だと、駅や商業施設などに置かれた宅配ロッカー(PUDOステーション)というなサービスもあります。
クレジットカードなどの本人の受け取り確認が必要な郵便物には使えないので注意が必要です。
全国各地を移動して生活していると、宅配便の転送はとても助かります。
最適な受け取り方法を見つけて、上手く活用してみてくださいね。
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