TEDでよく視聴しているおすすめの動画をご紹介します。
この記事で紹介するのは、Amy Purdy(エイミー・パーディ)のTEDでのスピーチ 『Living beyond limits(限界への挑戦)』
彼女は19歳の時に細菌性髄膜炎にかかり、ひ臓とじん臓、左耳の聴力、両足のひざから下を失っているのですが、そんな状況でも再びスノーボードに挑戦し、女子の障害者スノーボードで 世界ランク1位という成績をあげています。
このスピーチでは、彼女が困難にぶち当たった時や過去に起こった出来事への考え方を伝えています。
一部スピーチの内容を引用させて頂くと、
And this is when I learned that our borders and our obstacles can only do two things: one, stop us in our tracks or two, force us to get creative.
They've forced me to rely on my imagination and to believe in the possibilities, and that's why I believe that our imaginations can be used as tools for breaking through borders, because in our minds, we can do anything and we can be anything.
It's believing in those dreams and facing our fears head-on that allows us to live our lives beyond our limits.
(TED×Amy Purdy『Living beyond limits』より一部引用)
(和訳)
限界と障害は、あきらめて立ち止まるか 、想像力を最大に拡げるかの選択を迫ってくる。
乗り越えるためには、想像力を使って可能性を信じて生きてきた。想像力が限界を壊すものになると信じている。私たちが何にだってなれると信じているから。夢を信じ、恐怖に立ち向かうことが、限界を超えて人生を送ることを可能にしてくれる。※1
※1 日本語訳はわたしの抄訳・意訳です。
その他にもこんなことが語られています。
- 自分の人生を一冊の本に例える
- 自分が作者だったらどう物語を進めるか
- 空想する話
- 古い自分を捨てて新しい自分を受け入れる
彼女のポジティブな考え方とユーモアたっぷりな語り口には教えられることばかりです。
『想像』がもたらすパワー
エイミーのスピーチの中で特にいいなと思う主張は「想像することが大切だ」ということ。
想像ばかりしてると自分は夢見がちだななんて思ったりもしますが、考えてみれば成功やアイディアも、
「こんな風になりたい」とか、
「こんなものがあったらいいな」
という妄想から始まるものです。
「妄想力」なんて言葉も存在しているように、イメージすることや妄想することは行動の原動力ですごく意味のあることなんだと改めて考えさせられます。
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『人生でやりたい100のリスト』をつくりました
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妄想の材料を集める
もう1つ改めて大切だと感じたのは、知識や経験を意識して増やすこと。
人とのコミュニケーションや仕事、読書、旅、美術・音楽鑑賞。
そもそも材料がないと妄想も貧弱になるので知識や経験は多いに越したことはないです。貧弱な妄想だと未来の可能性も狭まります。
そんな『妄想のための材料を集めること』についても考えさせられるスピーチでした。
動画は10分ほどの短いものです。
この記事で書いた一部の内容を知るだけではもったいない素敵なスピーチなので、ぜひ視聴してみてください。